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映画TAR/ターのラストがおもしろい!ネタバレを解説します

映画の話題

映画『TAR/ター』が、5月12日より上映されています。

先日、映画館で観てきましたが、
ストーリーの面白さと、ミステリーを含む展開にぞくぞくしました。

主演のケイト・ブランシェットは、アカデミー賞主演女優賞にノミネートされましたね。
素晴らしい演技でした。

『TAR/ター』を見ながら、主人公リディア・ターのファンになりました。

指揮者リディア・ターの成功はいつまでも続くのか?ハラハラしながらそのラストには驚きました。

この記事では、映画『TAR/ター』の

・ラスト
・コスプレの意味
・モンハンとは?
・ネタバレを含むラストを解説

などをお届けします!

この記事が、映画『TAR/ター』を鑑賞されたい方、すでに鑑賞された方のお役に立てたら嬉しく思います。

 

映画『TAR/ター』ラストのコスプレがおもしろい!モンハンて何?

ベルリンフィル管弦楽団の首席指揮者、リディア・ターがドイツを追われ、アジアのとある国へたどり着きます。
リディアが再出発をかけて指揮をするそのオーケストラは、観客が全員、不思議なコスプレ姿をしていました。

えっ!?この人たちは何の集団なの?
驚いたのは私だけでしょうか、、、。

ラストのコスプレの意味は?

観客のコスプレの意味は何かな?と思って調べてみました。

アジアでリディアが指揮をしたオーケストラは、カプコンのモンスターハンターというゲーム音楽でした。

リディアが再出発するオーケストラはゲーム音楽のコンサートだったのです。

そして、観客はモンスターハンター(略してモンハン)のコスプレをして演奏会に出席していました。

ドレスアップしてまでコンサートを聴きに来る熱心な観客は、ドイツにはいないことを示したかったと、監督は話しています。

下記にトッド・フィールド監督のインタビュー記事を引用します。

スキャンダル後、ターがヨーロッパを離れるシーンについて教えてください。

現代の指揮者の中でビデオゲームの指揮をしたことがない人はいないと思うのです。それくらい、ゲームの音楽は多くの人が知るものです。また、今の世の中では、テクノロジーの普及もあり、どこにいても隠れることはできません。指揮者にとっての楽器は人間です。あのような事件があったあと、それでも彼女に楽器を与えてくれる場所、彼女を雇ってくれる場所に彼女は行ったのです。私もビデオゲームは大好きで、広く知られている「モンスターハンター」の音楽を使いました。

また、あの音楽は、クラシックのように死んだ白人がつくった音楽ではなく、現代の人が作り、現代の人が熱狂的に聞くもの最後のシーンの観客がコスプレをしているのも大事で、音楽を聴くためにあれほど熱心にドレスアップする観客はドイツにはいなかったということを示したのです。

eiga.comより  https://eiga.com/news/20230513/3/

このインタビュー記事を読むと、観客がコスプレをしているのは、ドレスアップまでしてコンサートを聴きに来た!というドイツにはない熱心さを伝えたかったんですね!

モンスターハンター(モンハン)とはどんなゲーム?

「モンスターハンター」(略してモンハン)は、2004年に発売されたゲームなんですね!

ネットワーク上で、他のプレイヤーと協力してモンスターに挑むというのは、皆でモンスターと戦うということですね。
楽しそうです♪

トッドフィールド監督もビデオゲームが大好きと言っていましたね!

「モンスターハンター」(通称モンハン)の公式サイトを下記に引用します。


「モンスターハンター」シリーズは、雄大な自然の中で巨大なモンスターに立ち向かうハンティングアクションゲームです。

2004年の第1作発売以来、ネットワークを介して「他のプレイヤーと協力して強大なモンスターに挑む」というジャンルを確立し、世界中から注目を集めるコンテンツに成長した作品です。

「モンスターハンターシリーズ」公式サイトより

※映画『TAR/ター』のモデルについての記事も書いています。
よろしければ、どうぞこちらからお読みください。

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映画『TAR/ター』のラストシーンを解説、ネタバレ注意!

ラストは、リディア・ターが、自身のスキャンダルから逃げるようにアジアにたどり着き、今までのクラシック音楽とは違う、ゲーム音楽の指揮をするところで映画は終わります。

【ラストの解説】

リディアは、追われてアジアに来たのかもしれない。

でも、クラッシックにはない、新しい可能性や未来のある、ゲーム音楽の世界で再出発をすることができたのだ!
リディアが幸せそうに指揮を振り始めたラスト。

これは、可能性を感じられる前向きなラストシーンだったと言えるでしょう。

トッドフィールド監督はインタビューから分かることは、

リディア・ターがヨーロッパの音楽界の頂点から転落し、遠いアジアで、クラシックとはかけ離れたマイナーな音楽をするしかなかったという、解釈で映画を作っていないと話しています。

それよりも、クラシックとは違い、現代の人が作って、現代の人が夢中になっている音楽(ゲーム音楽)監督は称賛しています。

(ご本人は、ゲーム音楽が大好きだとも言っています。)

参考になる、トッドフィールド監督のインタビュー記事を引用します。

多くの方にとっては、古臭いアイディアと感じるかもしれませんが、良い音楽、高尚なものとは何か?とか、どこで演奏されるべきとか、そういったものはくそくらえ、という思いが私にはあります。もしかしたら、彼女はヨーロッパのクラシック音楽の頂点で頑張っていたのに、遠く離れてあのような音楽をやっている……と考える人もいるかもしれません。その解釈はそれでも良いのですが、フィルムメーカーとしてはそのようには思っていません。

eiga.com より  https://eiga.com/news/20230513/3/

 

映画『TAR/ター』のまとめ

ドイツのベルリンフィル管弦楽団という世界最高峰のオーケストラで首席指揮者を務めていたリディア・ターのラストのコンサートシーンについて解説しました。

才能に恵まれ、努力を惜しまない、プロデュース力に優れ、自分の魅せ方も心得ているリディア・ターの魅力にひき込まれました。
ミステリー要素が入ったストーリーもたいへん面白く、どうなるのかな?と目が離せませんでした。

以上です。
お読みいただきありがとうございました。

※映画『TAR/ター』のモデルについての記事も書いています。
よろしければ、どうぞこちらからお読みください。

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