映画『TAR/ター』が公開されています。
『TAR/ター』の主人公はベルリンフィルハーモニーの主席指揮者「リディア・ター」
女優ケイト・ブランシェットが演じています。
天才で、努力家で、しかも美しい~
とにかくカッコイイ女性です。
こんなに素敵な指揮者は実在するのでしょうか?
この記事では映画『ター』の主人公「リディア・ター」について
・リディア・ターは実在するの?
・モデルは誰?
・ターは実話なの?
・ベルリンフィルオーケストラはどんなオーケストラなの?
・主席指揮者て何?
など、私が映画を観て、疑問に思ったことを調査しました。
映画『TAR/ター』を鑑賞されたい方、すでに鑑賞された方のお役に立てたら嬉しく思います。
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リディア・ターは実話なのか!にモデルは誰で実在する指揮者はいるのか?
指揮者「リディア・ター」は、脚本家トッド・フィールド氏が描いた実在しない主人公像です。
女優ケイト・ブランシェットにあて書きして脚本が書かれました。
リディア・ターは天才的な才能に恵まれる絶対的実力者、複雑な人間関係を抱えていますが自信をもってそれらに向き合います。
映画を観ながら、本当にこんな人がいたら会ってみたい!と思えるほどカリスマ性のある女性でしたよ。
天才指揮者リディア・ターは実在するのでは?という私の期待は残念ながら、裏切られました。
次の記事は、監督にインタビューしたインタビュアーの質問ですが、
複雑なカリスマ性のある「リディア・ター」を監督が架空の人物として作り上げたと言及されています。
リディア・ターというのは複雑でカリスマ性のあるキャラクターであり、あの役はケイト・ブランシェットでなければ成し遂げられなかった偉業だと思います。架空の人物としてあなたが作り上げた設定以外で、ブランシェットからも人物像についての提案はありましたか?あれば具体的に教えてください。
eiga.com より https://eiga.com/news/20230513/3/
※映画『TAR/ター』の「ラストについて」の記事も書いています。
よろしければ、こちらからどうぞお読みください。
https://shizulife.com/eiga-taa-rasuto/
監督は誰?監督の談話をご紹介!
監督と脚本を兼務したのはトッドフィールド氏です。
インタビューは、ケイト・ブランシェットを念頭に置いて脚本を書いたトッド・フィールド監督の言葉が続きます。
脚本を書きながら、主人公リディア・ターを女優ケイト・ブランシェットをイメージして書き進めたと語っています。
そして、ケイト・ブランシェットがこの役を引き受けてくれた時の監督の喜びが伝わってきますね!
さらに、リディア・ターの役作りは、監督とケイトブランシェットとの会話の中で一緒に作られたことがわかるインタビュー記事を、下記にご紹介します。
脚本はケイトにあて書きしていたのです。、、、当初、そのことを彼女には伝えていなかったので、脚本を渡す時に、私はナーバスになっていました。もし、「ノー」と言われた場合、他の俳優でこの映画を作りたくなかったのです。でも、彼女は「イエス」と言ってくれたので、すぐに会話を始めました。監督と女優という上下関係はなく、対等に話をしました。他の俳優が決まって、リハーサルを始める1年前から、設定やキャラクターについてずっと話を続けていました。その些細な一部分を具体的に取り上げることは出来ないのですが、彼女との会話はとても豊かなものでした。
eiga.comより引用 https://eiga.com/news/20230513/3/
ベルリン・フィルハーモニーオーケストラとは何?
ドイツのベルリン・フィルハーモニーオーケストラ=ベルリン・フィル管弦楽団は、
オーケストラの中で、世界最高峰と称されています。
ここで首席指揮者の地位にあったリディア・ターはやはり、すごい人なんだ!ということが想像できます。
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
1882年に設立されたオーケストラ。
当初はフランツ・ビュルナー(1832-1902)らの指揮で、大衆受けのする曲目を並べた演奏会を行うなど多難であったが、1887年ハンス・フォン・ビューラーが常任指揮者に着任後急速に評価を高め、以後今日に至るまで世界有数のオーケストラとしての位置を保っている。(コトバンクより引用)
首席指揮者はどのくらい偉いの?
映画の中で、リディア・ターは首席指揮者ですが、
副指揮者も出てきました。(映画では、副指揮者はリディアに職を追われました)
この、首席指揮者はどのくらい偉いのかな?と疑問に思い、調べてみました。
首席指揮者は、常任指揮者とほぼ同じである。常任指揮者は複数置かれている場合も多い。オーケストラと一定数の契約を結んだレギュラー指揮者の筆頭格である。運営方針や人事にも、ある程度発信権を持ち、楽団の管理者的要素も持つ。
(Weblio辞書より引用)
数人いる指揮者の筆頭格であるだけではなく、運営方針や人事に発信権を持つと書かれています。
映画のリディア・ターがベルリン・フィルハーモニー内で、自分の気に入らない指揮者を左遷したり、お気に入りのチェリストにチャンスを与えていたことが思い出されました。
映画TARターのまとめ(リディア・ターのモデル)と感想
2023年5月12日に公開された映画『TAR/ター』のモデルについて調査しました。
脚本を書いたトッド・フィールド監督は、
リディア・ターは女優ケイト・ブランシェットをあて書きにした、架空の人物だと話しています。
指揮者リディア・ターのモデルがいるとしたら、女優ケイト・ブランシェットだということですね。
誰もが羨むリディア・ターは後半、色々なことに巻き込まれていきます。
カリスマ性はどこへ行ったのか!?
前半がゆっくりだっただけに、目まぐるしい展開についていくのがやっとでした。
ラストのリディアの笑顔が素敵で、ああ、見て良かったと思える素晴らしい映画でした。
以上です。
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※映画『TAR/ター』の「ラストについて」の記事も書いています。
よろしければ、こちらからどうぞお読みください。
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