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『チャーリーとチョコレート工場の秘密』原作のあらすじ!映画との比較の感想も~

映画の話題

本棚にあったロアルド・ダールの「チョコレート工場の秘密」(評論社)を読みました!

映画『チャーリーとチョコレート工場の秘密』の原作です。
ジョニーディップが主演の映画もたいへん面白かったですよね~。

こちらでは、小説「チョコレート工場の秘密」を読んだあらすじをご紹介します。

映画と小説の比較も感想でお伝えしますね♪

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『チャーリーとチョコレート工場の秘密』の原作!簡単なあらすじ

映画『チャーリーとチョコレート工場の秘密』の原作、『チョコレート工場の秘密』を読みました!

『チョコレート工場の秘密』のあらすじ①

チャーリー少年は、お父さんとお母さん、ひいおじいちゃん二人とひいお婆ちゃん2人の7人暮らしです。
貧しくても家族に愛され優しくまっすぐに育っています。

ところが、歯磨き工場で働くお父さんの収入だけではお腹いっぱい食べられません。

朝はマーガリンを付けたパン。
昼は茹でジャガイモと茹でキャベツ。
毎晩のご飯は水っぽいキャベツスープ。

でも、日曜日は同じメニューですがおかわりが出来ました!

お父さんもお母さんも、自分のご飯を残して育ち盛りのチャーリーに食べさせてくれましたが、チャーリーはいつもお腹を空かせていました。

チャーリーの住む町に世界一有名なワンカチョコレート工場がありました。
ウィリー・ワンカ氏が経営するその工場からはいつも魅惑的な匂いがただよっています。

ある時から工員は全員解雇され、どうやって製造を続けているのか皆が不思議に思いました。
どうも、小さい作業員が何人も働いているのでは?と影を見た世間の人々は噂しました。

ところが、チョコレートもキャンディもますます美味しくなって出荷されました。

『チョコレート工場の秘密』のあらすじ②

「児童5名を工場に招待する!」
そして、
その5人には一生分のチョコレートとキャンディがプレゼントされます。

突然の新聞記事に世界中が大興奮。
あの、ワンカチョコレート工場の中に5人の子供が招待されます。
工場の中へは誰も入ったことがありません、興味津々です。

ワンカ製の板チョコレートに黄金切符が5枚隠されました。

チャーリーに当たる確率もあるのです。
チャーリーは毎年お誕生日に1枚だけワンカの板チョコを買ってもらえますから。

【1枚目の黄金切符】
オーガス・ブクブトリー君
9歳の男の子はものすごくでぶでぶです。
毎日、何枚も板チョコを食べるそうです。
【2枚目の黄金切符】
イボダラーケ・ショッパーちゃん
お金持ちの女の子は何でも買ってもらえます。
お父さんがトラックでワンカの板チョコを買いこんだそうですよ。
【3枚目の黄金切符】
バイオレット・アゴストロングちゃん
3か月ぶっ通しでガムを噛んでるガム好きで勝気な女の子。
【4枚目の黄金切符】
マイク・テレヴィズキ―君
おもちゃのピストルを18丁も体に巻き付けている
テレビ好きで反抗的な少年です。

なんだか、癖のある少年少女ばかりが黄金切符を当てました。

最後の5枚目は?

『チョコレート工場の秘密』のあらすじ③

【5枚目の黄金切符】
チャーリー・バケツ少年が手に入れる!!

チャーリーはお誕生日に年に1枚だけワンカのチョコレートを買ってもらえます。

1度目、今年のそのチョコレートには小さい確率で黄金切符が入っているかもしれない!
でも、、、入っていませんでした。
貴重なチョコレートを家族全員に分けてあげようとする、優しいチャーリーでした。

2度目、ジョウじいちゃんのへそくり6ペンスを握りしめてお店で買ったワンカチョコレート。
、、、残念ながら黄金切符は入っていませんでした。

3度目の正直?
雪の日に道端の雪に埋まりかけた50ペンス銀貨を拾ったチャーリー。
、、、お店で買った2枚目のチョコレートに黄金切符が入っていました!!

お父さんの歯磨き工場が倒産して一家の飢えはますます深刻になっていた時の喜びでした。

店主の言葉が最高に嬉しかったですね。

「君にはぜひ、こんないいことがあるといいなと思っていたんだ、幸運を祈るよ、坊や」
街中の誰もがチャーリーの思いやりある優しい性格をよく知っていたんですネ。

『チョコレート工場の秘密』のあらすじ④結末、ラストは?

2月1日
誰もが憧れるワンカチョコレート工場の見学の日がやってきました。
ワンカチョコレート工場の見学の日、チャーリーの付き添いはジョウおじいちゃんでした。
96歳半とは思えぬ、元気なおじいちゃん(今日はいつもより元気です)

工場と言ってもそこはまるで夢の国でした。
チョコレートやお菓子は食べ放題。
そして驚くことに、働く工員はすべて小人だったのです。

5人の子供たちは大興奮!大人も子供も大変喜びました。

ところが、ここから一人ずつ、お仕置きを受けるように子供がいなくなります。

①オーガス・ブクブトリーは、チョコレートの川を見ると我慢できず、飲んでいるうちに川に落ちて機械に吸い込まれてしまいました。
②バイオレット・アゴストロングは、ガムを噛むとご馳走を食べられる、「栄養食ガム」を味見して、紫色になって身体が膨らんでしまいました。
③イボダラーケ・ショッパーは、ナッツの殻をむくリスをペットにしようと近づくと、一斉にリスたちに襲われ、ゴミ箱へ投げ込まれてしまいました。
④マイク・テレヴィズキ―は、工場見学に飽きた頃、大好きなテレビの中に入り、別のテレビに送られ、小さくなってしまいました。
4人の子供たちが失敗すると、
ウンパ・ルーパ人(働く小人たち)が歌いながら、それぞれの子供をバカにしました。

最後に残ったのはやはりチャーリーでした。
他の子供たちのようにわがままだったり、我を通したりしませんから。

すると、ウィリー・ワンカ氏は言いました。
「この工場の跡取りになって欲しい。」

これが、ワンカ氏の願いだったのですネ。
自分が精魂込めて作り上げたウィリー・ワンカのチョコレート工場をチャーリーに託したい。

チャーリーとジョウおじいちゃんは、ワンカ氏とガラスのエレベータに乗って、バケット家へ他の5人を迎えに行きました。

(あらすじ・おしまい)

『チャーリーとチョコレート工場の秘密』原作の感想!映画との比較も

原作(小説)『チョコレート工場の秘密』は夢があり、先が気になって最後まで楽しませてもらえました。
その後、映画を見ましたが、こちらも面白かった!

ジョニー・ディップがウィリー・ワンカを演じた前作の映画『チャーリーとチョコレート工場』です。
映画は小説を上手に再現していて、チョコレート工場の様子が見事に映像化されていました。

工場の中の様子はすべてが食べられるお菓子で出来ているなんて、『ヘンゼルとグレーテル』のお菓子の家を工場にしたようだなと感心しました。
映画の工場の中の様子は小説で読んだよりもカラフルで壮大なイメージを受けましたよ。

ウィリーワンカ氏はお菓子つくりの天才です!

自分の発明したお菓子のレシピを工場に働きに来る従業員を通してスパイされ、世間との交流に消極的になっていました。
そのせいか、映画でジョニー・ディップが演じたウィリー・ワンカは、子供をバカにしたり、笑ったり小説よりも冷たくて癖がある役柄だなと思いました。

チョコレート工場でウンパッパルンパッパ人たちに快く働いてもらうなんて奇想天外な発想ですよね。
小説の印象では、映画よりもう少し「妖精のような小人」をイメージして小説を読みました。

2024年12月8日に公開される『ウォンカチョコレート工場のはじまり』は、若き頃のウィリー・ウォンカがウォンカチョコレート工場を作るまでの物語です。

ウィリー・ウォンカを演じる美形のティモシー・シャラメにも期待していますが、ウンパッパルンパッパをヒュー・グラントが演じるそうで、筆者の興味はマックスです!

あの甘いマスクのヒュー・グラントがコミカルなイメージのウンパッパルンパッパをどう演じてくれるのでしょうか?

公開がとても楽しみです♪

以上です。

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※2024年に公開された『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』の記事も書いています。
よろしければ、こちらからお読みください。

ウォンカとチョコレート工場のはじまりはどんな話?ウンパルンパとのつながりも!
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