こちらでは、映画「恋に落ちて」のその後をラストシーンからまとめています。
ロバート・デニーロとメリル・ストリープの恋愛映画「恋に落ちて」。
私は、二人が結ばれるといいなぁと思って見ていました。
しかし、ラストの再会後に二人はお互いの気持ちを隠していったんは別れようとします。
ここでがっかりしたのは私だけではないでしょう。
そこで、その後はどうなったのか?ラストシーンを考えてみました。
この記事が、映画「恋に落ちて」をさらに楽しんでいただくためのお役に立てると嬉しいです。
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映画「恋に落ちて」のラストシーンを考察!その後はどうなるの?
ラストシーンからその後、二人はどう動くのでしょうか?
筆者の予想ですが、ラストの「フランクがモリーを追いかけて電車に飛び乗る」行動がその後の「再出発」を予感させるものだと考えます。
映画『恋に落ちて』(原題 Falling in Love)。
モリー(メリル・ストリープ)とフランク(ロバート・デニーロ)という既婚者同士が、列車で偶然の出会いをきっかけに心を通わせ、家庭がある現実との間で揺れ動くラブストーリーです。
ラストシーンは、ふたりの感情の高まりと同時に「その後はどうなる?」という希望と不透明さを残して終わります。
ラストの再会は、クリスマス・イブでした。
モリーと思い出のフランクは書店「リゾーリ」で再び出会い、表情を見てやはりお互いに特別なものを感じます。
モリ―は夫と離婚して一人で暮らしていて、フランクも妻と別居していました。
しかしふたりは、お互いが伴侶と別居していることを告げませんでした。
二人はそれぞれ家庭を抱えており、相手の事情を考えて「お元気でね」と別れを選びます。
ですが、フランクがモリーを追いかけ、モリーの乗った電車に飛び乗る!!
ここで物語は幕を閉じました。
ラストのその後、二人はどう動くのでしょうか?
筆者の予想はこちらです。
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フランクが電車でモリーを追いかけた行動は、彼の本気の決意の表明。
モリーを好きな自分の気持ちを優先しようとする瞬間です。
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モリーは、フランクが追いかけてきてくれた行動に心を動かされます。
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ラストのモリーの微笑みは、モリーの喜びの表情。
そして、二人で前へ進む暗示だと思わされます。
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きっと、二人のその後はお互いの家庭関係をきちんと整理するでしょう。
ただの「思い出」ではなく、新しい関係を築こうと努力する可能性が高いと思います。
つまり筆者は、ラストの「フランクがモリーを追いかけて電車に飛び乗る」行動がその後の「再出発」を予感させるものだと考えます。
映画「恋に落ちて」の簡単なあらすじ
映画「恋に落ちて」の簡単なあらすじをまとめます。
列車と本屋、小さな偶然が重なり出会った男女。
お互い既婚者でありながら惹かれあい、愛し合う純愛ラブストーリー。
モリ―(メリル・ストリープ)とフランク(ロバート・デニーロ)は電車が同じ。
本屋でクリスマスプレゼントの本を取り間違えるところから好感を抱きます。
既婚者同士なのでお互いの家庭を壊さないよう自制し、いったんは別れますが、ずっと忘れられない存在でした。
不倫の是非は置いておいて、ラブストーリーとして美しい、憧れるような物語でしたよね。
映画「恋に落ちて」の感想と印象に残ったシーン
この映画を見て感じたのは、「愛しているけど義務がある」「心のまま従ってよいのか?」というテーマ。
モリーとフランクの関係は、不倫という枠で語られますよね、、、。
しかしそれ以上に「誰かに心から惹かれる気持ち」、そしてその気持ちと現実との板挟みになる苦しさが丁寧に描かれていました。
印象に残ったシーン
①書店での誤って本を取り違えるシーン
出会いとしては小さなきっかけ。
でも、この「偶然」が徐々に2人の心に火を灯しました。
ふたりの表情には、会話よりも、心の動きが感じられました。
ここから、映画のテーマが静かにはじまりました。
②列車で隣同士に座るシーン
言葉少なでも、視線や沈黙の中にお互いに好感を持つ様子が見えました。
特別なセリフではないのに、観ている私の胸にやさしく伝わる「距離感」が素晴らしい。
③「その方がもっと悪いわ」という妻アンの言葉
フランクが「モリーとは何もなかった」と弁解しようとする場面でのアンの反応と言葉。
モリーとフランクには何もなくても愛情があった、、、。
何もなかったら許されるものではないの!
何もないのにまだ彼女が好きな夫はもっと許せないのです。
アンの気持ちはもっともでしょう。
私はこのシーンとアンの言葉が強く印象に残りました。
アンの重い心情の描写です。
➃ラストでフランクがモリーを追いかける瞬間
映画のクライマックスです。
これまで抑えてきた気持ち、遠慮とすれ違いがこの一瞬で動き出すラストシーン。
観客の私は、「どうかこの勇気が報われてほしい」と願わずにはいられません。
私の感想
1980年代という時代感の中での都会のクリスマス、通勤列車、書店などのクラシカルな映像・演出に、ロマンチシズムを感じました。
メリル・ストリープとロバート・デニーロの演技が「年齢と経歴を持つ大人」としての複雑さをよく表していて、甘さだけで終わらない恋愛映画でした。
不倫や結婚、家族の問題を描く一方で、決して悪役を作らず、誰かを責めることなく「心の揺れ」に共感を呼ぶ作品だったと思います。
観終わった後、登場人物たちのその後が気になって、願わくば「幸せな道を選んでほしい」と思わされ余韻が残りました。
映画「恋に落ちて」のラストシーンとその後を考察!まとめ
映画「恋に落ちて」のラストシーンは、二人のその後を観客に想像させる、余韻を残す終わり方でした。
筆者の想像ですが、モリ―とフランクはその後、再び交際を始めて穏やかに暮らすと思います。
状況の推移 | 展開 |
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ラストシーンの状況 | 書店で再会 → 別れ → フランクがモリーを追いかけ、電車に飛び乗る。 |
フランクの決意 | 家庭の事情があるが、モリーに対して真剣な感情を優先し、追いかける行動を選ぶ。 |
モリーの反応 | 同様に揺れており、フランクの追いかけに微笑み、希望の兆しを見せる。 |
その後の可能性 | 家庭環境を整理しながら、モリーとフランクが再び関係を始める可能性あり。 社会的・倫理的な葛藤や痛みは残るが、互いに誠実に生きる道を選ぶと思われる。 |
映画のテーマ | 「運命的な偶然」 「愛と責任の間での選択」 「心の正直さ」など、人間の中にある普遍的な愛との葛藤を描く。 |
この記事が、映画「恋に落ちて」をもっとよく知るための参考になりますように。
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