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映画『怪物」校長が足を引っかけたわけは?ロケ地についても!

映画の話題

映画『怪物』を映画館で観てきました!

小学5年生の少年、湊(みなと)と、依里(より)。
二人の瞳が澄んでいました。

ラストはどうなったのでしょうか?
気になりながら帰途につきました。

こちらの記事では、映画『怪物』の

・校長先生
・撮影場所(ロケ地)
・登場人物
・概要
・あらすじ
・ラスト
・感想

について、映画『怪物』を鑑賞された方、これから鑑賞される方の参考にしていただけたら嬉しいです。

あらすじ(結末)と感想にはネタバレが含まれますので、これから鑑賞される方はご注意くださいね!

映画『怪物』校長はなぜ足を引っかけたのか?

子供たちを教育する頂点に立つ指導者である校長先生。

スーパーで走り回る子供たちを見て不快そうに自分の足を出しました。

子供たちが倒れても平気なの?

始めは、やる気のない校長。。。

意地悪な校長。。。

そんなイメージを抱きましたが、、、

校長は、孫を事故で死なせてしまったかもしれない、人には言えない悩みを抱えていました。

本当は人一倍責任感なのでは?

校長は走り回る子供たちに怪我をしてほしくなかったから、走り回るのをやめさせるために足を出したのかも知れませんね!

 

映画『怪物』ロケ地(撮影場所)は?

映画『怪物』の撮影場所(ロケ地)はどこでしょうか?

●ロケ地は、長野県諏訪地方
・湖は、諏訪湖
・小学校は、旧諏訪市立城北小学校(2021年3月に廃校)

どこの湖かな?と、気になっていましたが、諏訪湖だったんですネ!

映画『怪物』概要と登場人物

映画『怪物』は子供たちの演技が目を引きましたね!

概要

映画『怪物』の【概要】です。

●2023年の日本映画(6月2日に公開)
・監督は是枝裕和
・脚本は坂本裕二
・音楽は坂本龍一

是枝監督は脚本家でもありますが、今回は坂本裕二さんが脚本を書いています。

音楽の坂本龍一さん、ピアノの旋律が美しかった♪

(最後に、「坂本龍一さんのご冥福をお祈りします」というメッセージを見て、ああ、本当に亡くなったんだな、としんみり悲しくなりました)

登場人物(キャスト)

●登場人物
・安藤サクラ(湊の母)
・永山瑛太(保利先生)
・黒川想矢(子供:湊)
・柊木陽太(子供:依里=より)
・田中裕子(校長先生)
・中村獅童(よりの父)
・高畑充希(保利の恋人)

安藤サクラと子役の二人の演技が素晴らしかった♪

瑛太は、どこか隙のある、好青年先生役でしたね、幅のある演技ができる俳優さんです。

田中裕子の持つ陰はこわかった!存在感がありました。

映画『怪物』のあらすじ

街には大きな湖があります。
母と暮らす小学生の男児「湊(みなと)」と、父と暮らす男児「依里(より)」はクラスメイト。

湊の母親は、息子が学校でいじめにあっているのではないかと心配し、学校へ相談に行きます。
しかし、学校側の態度は、事を大きくしたくない様子で、満足のいく回答が得られません。

担任教師の保利は、身に覚えのない、子供(湊)への暴力行為を謝るよう学校から強制され、納得がいきません。

学校側、特に校長先生は丁寧に謝罪しますが、気持ちがこもっていないようです。
校長先生は家族を事故で亡くしたばかり、、、。

「湊」と「依里」は、お互いが気になり、友達から親友へ。
それ以上に強い気持ちを感じるように。。。

子供二人が嵐のなかで音信不通になりました。
彼らの秘密基地へ向かった湊の母親と、教師の保利。

ラストは、、、。(続く)

映画『怪物』のラストは?あらすじ結末(ネタバレ含まれます!)

ラストは観る人の想像に託された終わり方でした

湊は、校長先生に自分が嘘をついたことを話しました。
好きな子がいることも。

湊は保利先生から暴力を受けていなかった!
湊は好きな子がいるけど、誰にも言えなくて悩んでいた!

「校長先生は、音楽の先生だったのよ」と、吹奏楽器を湊の口に当て、吹かせてくれました。
楽器の音と一緒に言えない気持ちを吐き出しなさい。

校長先生もまた、言えなくて苦しんで抱えていることがある!

嵐の朝、湊の母親と保利先生は子供たちを探しに秘密基地へ急ぎました。
二人が基地にしていた、廃線跡地の電車の窓を必死で開けます。

ラストは、子供たちが電車の中にいたのか、いなかったのか?
無事だったのか、無事でなかったのか?

ラストシーン、
湊と依里は二人で過ごした秘密基地から離れ、草原で楽しそうに追いかけっこしています。
暖かい日差しがキラキラ注ぐ、緑豊かな草原です。
二人は幸せそうに笑っています。

湊と依里は助かったのか!?

最後は観る人の想像に託された終わり方でした。

(筆者は、「あ、ふたりが助かって良かったな」と思いましたよ。)

映画『怪物』怪物の正体は?わたしの感想

映画『怪物』はじめ
誰が「怪物」なんだろう?
ワルモノ捜しをしてるのかな?と思いながら鑑賞しました。

それぞれの立場から見ると事実は全く違いました。

①はじめは、湊のお母さんの視点から。
②次に保利先生の視点から。
③最後は子供たち、主に湊の視点から

同じ物事が描かれました。

湊がずっと感じていた、「自分は好きな子がいる、、、」

星川依里の存在。
クラスメートから親友へ。
そして、好きな子へ。

後半になって、湊が依里に感じる想いを持て余し、苦しんでいたことが分かり、「そうだったんだね!」、、、と驚きと共に切なくなりました。

しかし、依里は湊と同じ気持ちに、もっと前から気が付いていたようです。

湊と依里の瞳がまっすぐきれいで、気持ちが洗われるような演技でした。
でも、この幼い(小学5年生)二人になんと声をかけてあげたらよいのか分かりません。

保利先生はちょっと要領がわるいけれど、真面目な良い先生でした。
恋人は、保利先生の立場がわるくなると、さっさと去りましたね。
ちょっとした誤解と嘘からワルモノにされた、気の毒な保利先生。

でも、最後に湊の母親と一緒に必死で子供たちを探す様子は、一生懸命で、良い先生だなぁと思いましたよ。

校長先生は湊に言いました。
「誰でも手に入るものを幸せって言うのよ」

校長先生も立場に翻弄され、自分をころして生きているのかなと感じました。

立場は違うけど、大人も子供も、皆が人に言えない、苦しい思いを抱えて生きていた。
その思いが、「それぞれの人が持つ『怪物』」なのかも知れません。

今、私の中の「怪物」が気になります。

 

以上です。
お読みいただき、ありがとうございました。

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