「どうする家康」が、
現在、NHKの大河ドラマで放映中です。
先日、「岡崎城」に特設された大河ドラマ館と合わせて、「大樹寺(だいじゅじ)」を訪ねました。
徳川家の菩提寺であり、家康をはじめ、徳川家代々のお墓があります。
こちらの記事では、
「大樹寺」の
・岡崎城
・行き方
・駐車場
・拝観料
・拝観時間
・最寄り駅
・お土産
などについて調査しました。
岡崎の「大樹寺」に行かれたい方の参考にしていただければ、嬉しいです。
大樹寺の見どころ!大樹寺の小学校から岡崎城が見える?
ビスタライン!3キロ先の岡崎城が見える
現在は、(明治時代に)大樹寺の境内に小学校が建ちました。
その向こうに見える山門からは、岡崎城がきれいに見えます。
大樹寺から山門を通して岡崎城が見えるように建てられた門だそうですよ!
現代にあっても高層建物をこの3キロに建てない、岡崎の人々のビスタラインを大切にする思いに感動しました。
「岡崎城」は徳川家と岡崎の町のシンボルなんですネ。
3代将軍、家光公建立の山門を起点に岡崎城と大樹寺を結ぶ約3キロの直線は歴史的眺望「ビスタライン」と呼ばれ、約380年間守られてきた岡崎を代表する景観として知られています。
(岡崎市公式観光サイトより抜粋)
松平墓所(松平8代のお墓)
家康(当時の名前は、松平元康)19歳は、「桶狭間の戦い」に敗れ、この「大樹寺」で敵に囲まれ、自害しようとします。
ドラマの舞台は、こちらの松平墓所になります。
住職に教えを受け、自害を思いとどまった家康。
感動的なシーンでしたね!
多宝塔
多宝塔は、国の重要文化財です。
こちらは、大樹寺にある最古の建物です。
家康公の祖父、松平清康公が1535年に建立しました。
大樹寺のお土産のおすすめは?
徳川15代将軍の名前が列記された日本手ぬぐい
(我が家には3枚もあります、以前にも購入しましたから…)
この日本手ぬぐいには初代家康から、15代慶喜まで徳川幕府将軍の名前が記されています。
(筆者は上部に書かれた家康公の遺訓が好きで、この手ぬぐいを部屋に飾っています♪)
お土産屋さんでは、葵の御紋がプリントされた紙袋に入れてくださいました、気が利いていますね。
【家康公の遺訓】
急ぐべからず
不自由を常と思えば不足なし※(不自由が当たり前と考えると不満は感じない)
心に望み起こらば
困窮したるときを思いだすべし※(心に欲が起きた時は、苦しかった時を思い出しなさい)
堪忍は無事長久の基
怒りは敵と思へ
勝つことばかり知りて負くることを知らざれば
害その身に至る
己を責めて人を責むるな
及ばざるは過ぎたるよりまされり」
※(不自由が当たり前と考えると不満は感じない)
※(心に欲が起きた時は、苦しかった時を思い出しなさい)です。
家康公、苦労しただけあって、人間が出来てるなぁと思いながら、いつもこの手ぬぐいを眺めています。
大樹寺の概要!行き方と駐車場、最寄り駅について
松平家、徳川将軍家の菩提寺、「大樹寺」の概要はこちらです!
〒444-0015
愛知県岡崎市鴨田町字広元5-1
●休み:なし●電話番号
0564-21-3917
●行き方
・交通機関:名鉄「東岡崎駅」下車、名鉄バスに乗り換え「大樹寺」バス停下車、徒歩10分。
・車:東名高速道路「岡崎IC」下車20分
駐車場がリニューアル!
2023年2月10日より、駐車場がリニューアルされました!
※駐車券のない、有料駐車場です。
(出庫前にチケットマシーンで支払います)
・8:00~20:00
最初の60分は500円
以降は、30分200円・20:00~8時
最大料金は500円
駐車時間の目安は1時間!
「60分ありましたら、有料拝観コース、松平墓所、ビスタライン、多宝塔、朱印所、お土産屋が回れます」と、案内がありました。
滞在が60分ですと、駐車料金は500円ですね。
以前は、無料駐車場でした。
最新式のマシンが導入されていて、戸惑いましたよ。
公式サイトは?
「大樹寺」の公式サイトはこちらです!
大樹寺の概要、拝観時間と拝観料は?所要時間も!
大樹寺の拝観時間は?
9:00~16:00(15:30まで受け付け)
※30分前に入ってくださいね!
大樹寺の拝観料金は?
・宝物(文化財)大方丈拝観は大人500円(小中学生300円、幼児無料)
・上記は、団体割引(15名以上)で、一人400円になります。
大樹寺の所要時間は?
60分ありましたら有料拝観コース、松平墓所(ドラマで家康公が自害しようとした舞台)、ビスタライン、多宝塔、はもちろん、朱印やお土産品までゆっくりお回りいただけます。
駐車場の案内所には、上記のように書かれ、1時間で主要コースが回れると記されていましたよ!
今回、是非見たかったドラマの場所、「松平墓所」の他、お土産屋さんも楽しかったです♪
まとめ、大樹寺と家康
「大樹寺」は、文明7年(1475年)に創建された浄土真宗のお寺。
松平家、徳川家の菩提寺です。
「桶狭間の戦い」に敗れ、大樹寺に逃げ込んだ19歳の家康(当時は松平元康)は敵に囲まれ、もはやこれまでかと自害を試みました。
この時、住職から「厭離穢土欣求浄土(おんりえどごんぐじょうど)=戦国のけがれた世の中をいとい離れて、浄土のような平和な国を求めよ(戦国乱世を住みよい世の中にするのがおぬしの役目)」との教えを受け、切腹を思いとどまりました。
家康公再起の寺、
そして間違いなく歴史を変えた寺とも言えるでしょう。
住職の言葉が胸に沁みます。
以上です。
※一緒に訪ねた「岡崎城」と、「大河ドラマ館」の記事も書いています。
下記からご覧ください。
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